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乗り物酔い
乗り物酔い(のりものよい)とは、交通|乗り物の振動が原因で、内耳にある三半規管が体のバランスを取れなくなって引き起こす身体の諸症状。
めまい、冷や汗、吐き気、嘔吐が起きる。
暗示により発症しない場合も多いので、乗り物に自信がなければ酔い止め薬を事前に服用する習慣を付けるのもいいだろう。
振動が嘔吐中枢に伝わる経路が遮断され、振動が気にならなくなる。
平安時代の書物の中でも、牛車で乗り物酔いを起こす貴族の姿が描かれている。*小学生の頃、これが苦痛で遠足が憂鬱だった諸兄も多いことだろう。
*周りで酔っている人がいると、つられて酔いやすい。
*視覚も関わっており、乗り物の中で本を読むと酔い易い。逆に、窓から遠くを眺めるなどすると酔いにくい。
*身体が振動しなくても、視覚的な振動の刺激(振動するカメラで撮影した動画を見るなど)だけでも「酔う」。特に上下動による効果が大きい。視覚と三半規管の感覚とが不一致を起こすためといわれる。
*上と同様にして、3DのCGを利用したシミュレータやコンピュータゲームによって酔うことがある。「3D酔い」と呼ばれる。
*酔う、酔わないには精神的な部分も大きく、友達と騒ぐ、歌を歌う、飴をなめる、睡眠|眠ってしまうなども、乗り物酔い防止に一定の効果がある。
*学習効果があり、実際に揺られなくてもバスの排気ガスや車内の匂いをかいだり、あるいは暖気にあてられるだけで「酔う」人も少なくない。
*自動車酔いする人でも自分が運転する自動車では酔わないことが多い。他人の運転では酔いやすく、飛行機のパイロットでさえも、他人の操縦する飛行機では酔うことがあるという。
*人間に限った症状ではなく、ペットや家畜なども乗り物酔いを起こす。マイカーに愛犬を乗せるのは、マイカーに人間の子どもを乗せるのと同じことだと考えていい。生簀などで魚を運ぶ場合、魚は乗り物酔いの状態となっている。
関連項目
*宇宙酔い
